
2025年に弊社のコラムをご覧になった方は、どんなテーマに関心を持っていたのでしょうか。
コラムに寄せられたアクセスの傾向を見ると、「配信の基本を押さえたい」「インフラや品質をきちんとしたい」「動画の先の表現も探りたい」という3つの流れが浮かび上がってきます。
1. 動画配信の「基本と実務」を押さえたいニーズの高さ
2025年によく読まれたコラムを振り返ると、「動画配信ってそもそもどういう仕組みなのか」「ライブ配信とオンデマンド配信をどう使い分ければいいのか」といった、基本をきちんと整理したいニーズが変わらず大きいことが分かります。
動画配信方式ごとの特徴や、アーカイブ配信との違い、視聴プレイヤーの役割などを解説するコラムには、継続的にアクセスが集まっていました。
一方で、「追っかけ再生(DVR)」「マルチアングル配信」「フレームレートと画質・データ量の関係」といったテーマもよく読まれました。
これは、配信を「とりあえず始める」段階から、「視聴体験をどう設計するか」「どの方式を選べば、自分たちの目的に合うか」を具体的に考える人が増えているサインだと考えられます。
こうした状況にある方にとって役立つのは、単なる用語集ではなく「自社のシーンに当てはめて考えられる整理」です。
例えば、社内向け研修なのか、顧客向けのウェビナーなのか、あるいは有料配信なのかによって、ライブ/オンデマンドの組み合わせや、プレイヤーの選び方は変わってきます。
「何のための配信か」をはっきりさせ、方式や機能の向き・不向きを押さえておくことは、これから動画配信を活用していく上で変わらず大切なポイントになりそうです。
2. 配信を支えるインフラとAkamaiの取り組み
動画配信を続けていると、どうしても「見せ方」やコンテンツの企画に意識が向きがちですが、その裏側を支えるインフラも同じくらい重要なテーマです。 CDN やキャッシュの仕組み、Webサイトの Bot 制御といった話題は、「配信が止まらないようにしたい」「不要なアクセスからサービスを守りたい」といった現場の課題に直結します。
2025年は、こうした技術的なテーマに加えて、Akamai とのパートナーシップやイベント登壇、展示会出展などを通じて、「配信インフラをどう選び、どう組み合わせるか」という話題にも取り組んだ一年でした。 「Bitmovin & Akamai エクスクルーシブ・ランチョン」への登壇や、Inter BEE 2025 での出展・会場レポートでは、大規模配信や低遅延配信を支える仕組みについて、現場の声や最新動向をお伝えしています。
配信の品質や安定性は、なにかトラブルが起きたときにだけ注目されがちですが、本来は「普段なにも起きないように設計しておく」ためのテーマです。
配信方式やプレイヤーの選定だけでなく、CDN・キャッシュ・Bot制御といったインフラ要素も含めて全体をどう組み立てるか――そうした視点で情報を集めたい方に向けて、今後もコラムやイベントを通じて発信を続けていきます。
3. フォトグラメトリ:立体物を“伝わるカタチ”にする動き
もうひとつ特徴的だったのが、フォトグラメトリ関連の記事がよく読まれていたことです。
「スマホでフォトグラメトリにチャレンジ」「フォトグラメトリとは?」「苦手なモノと対策」といった複数のコラムや、実際の問い合わせにもつながるケースが出てきました。
フォトグラメトリ自体は数年前から少しずつ認知が広がってきた技術ですが、2025年は「フォトグラメトリ」という言葉にピンとくる方が着実に増えてきた印象があります。
特に、フィギュアや製品サンプルといった“手で持てるサイズの立体物”を対象に、「スマホでも試してみたい」「まずは小規模でやってみたい」というトーンの記事が読まれていることから、自社内で手軽に3D化を試行錯誤したい担当者が増えていることが伺えます。
- フォトグラメトリとは?最新の情報をわかりやすく解説
- スマホでフォトグラメトリにチャレンジ!フォトグラメトリ事業者がコツを解説
- 【クオリティがあがらない…】フォトグラメトリが苦手なモノと対策を徹底解説!
フィギュアや工業部品、試作品など、実物の立体感やディテールが重要なものは、写真だけでは伝わりにくい場面も少なくありません。
そうした対象物を3Dで記録し、オンライン上でじっくり確認できるようにしておきたい、というニーズが少しずつ見えてきた――それが2025年のフォトグラメトリ関連コラムの読まれ方から感じられる変化でした。
最後に
2025年のコラムの読まれ方を振り返ると、多くの方が
- 動画配信の基本をもう一度きちんと押さえ直したい
- 配信の品質やインフラを今の規模感に合わせて整えたい
- フォトグラメトリなど、新しい表現の可能性も視野に入れたい
という段階にいることが見えてきます。
もし今、同じような課題感をお持ちであれば、まずは「自分たちはどのレイヤーで悩んでいるのか」を整理してみるのがおすすめです。
動画配信の基礎やライブ/オンデマンドの使い分けから知りたいのか、配信インフラや Akamai のような CDN の話を深掘りしたいのか、それともフォトグラメトリを含む立体物の3D化にチャレンジしたいのか――入口によって、検討すべきポイントや次の一歩は変わってきます。
デジコンでは、動画配信や配信インフラ、フォトグラメトリを始めとした3D表現まで、お客様の状況にあわせた設計や運用をご一緒に考えます。
「自社ではどこから手をつければよいか整理したい」「具体的な構成や進め方を相談したい」といった段階でもかまいませんので、気になるテーマがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。



