
こんにちは。デジコン株式会社、営業部の渡辺です。
この度弊社では、Akamai様のブースにてInterBEE2025へ出展させていただきました。
会場でご挨拶をさせていただきました各企業様、ご担当者様、誠にありがとうございました。
今回のコラムはInterBEE2025の様子やトレンドなどをまとめたレポート、第2回となります。
弊社ソリューションアーキテクトの横山による第1回の投稿もありますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
- InterBEE2025 参加レポート 第1回
- Inter BEE 2025に出展したら未来しかなかった
会場に飛び交う「AI」の2文字
長年映像業界に携わる方にとってのInterBEEといえば、最新機材の展示というイメージが強いことかと思います。
もちろん今年度のInterBEEにおいても、入口正面のホールでは各メーカー様の最新機器がところ狭しと並んでおり、そういった価値提供は引き続き行われております。
しかしながら今年度のInterBEEは、個人的には大きな転換期を迎えた回だと感じました。
その最大の要因といえば、やはりAIによる業務革新でしょう。
昨年までもAIを活用した新ソリューションは出展されていましたが、多くは人物の自動顔認識などの既存のAIソリューションを組み込んだハードであったりと、あくまで主役は機材だったように思います。
ところが、今年はAIを活用した既存業務の自動化や新たな価値創出、データ活用など、機材やハードウェアに縛られない展示が多数出展されていました。
そういった「AI活用の多角化」は、私以外にも多くの方が感じられたのではないでしょうか?
Akamaiブースにて共同出展をさせていただいたBitmovin社でも、AIソリューションが紹介されていました。
エンタメは多様性が加速
AIの躍進と同時に、エンタメコンテンツの多様化も強く感じました。
今までのInterBEEでは実写映像を中心としたコンテンツが多く展示されていましたが、今年はバーチャルの展示も多数実施されていたように思います。
特に、今年100周年を迎えられたNHKさんのブースでは、過去のテレビや撮影技術の展示から教育番組に使用されている3DCG技術、更にはAI活用など、とんでもない振れ幅の展示がされていました。
さすがは100年という技術の積み重ねを感じつつ、やはりAIやバーチャル領域は今後もどんどん広がっていくのだろうなと感じた次第です。
デジコンの展示
そんな中でデジコンはどうなのよ、ということで、遅ればせながら弊社の展示内容のご紹介をさせていただければと思います。
弊社は「ワンストップでの映像配信ソリューションの提供」と銘打ちまして、撮影現場からアーカイブ管理まで、広く事例をご紹介させていただいておりました。
また、展示デモとしてはマルチアングル配信サービスのプレイヤーや配信プラットフォーム構築サービスを中心に、実際に触って頂ける形でご紹介をしていた次第です。
幸い大変多くの方に足を止めていただき、各ソリューションのご紹介をさせていただきました。
特にAkamaiを組み合わせたコスト削減などは多くの皆様に関心をいただき、具体的なご相談にも繋がっており、非常に喜ばしく思います。
弊社ブース前にて、渡辺(左)と横山(右)
最後に
今回の展示会では、映像業界に押し寄せる技術革新の波を感じられ非常に良い経験となりました。
それと同時に、トータルソリューションを掲げる弊社においても様々な技術の導入は必要不可欠であり、今後もユーザーの皆様のニーズに沿ったサービス提供をしていかねばならないと強く感じましたので、時代に取り残されないよう、社員一同頑張ってまいります。
以上、Inter BEE 2025参加レポートでした。



