
株主総会は、企業にとって最も大切な「株主との出会いの場」です。
年に1度の大仕事、だからこそ準備には極めて多くの工程が発生します。
経営層や広報・総務の皆さんが頭を抱える“株主総会の準備”を、現場目線でひもといてみましょう。
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株主総会の準備 ―その全貌―
株主様を一人ひとりご招待し、会社の戦略や成果を伝える――その背後にある事務局の業務は、想像以上に膨大です。
ざっと挙げるだけでも、次のようなタスクがあります。
- 会場の選定・手配、下見・レイアウト調整
- 登壇者の選定とスケジュール調整
- 招集通知・出席案内・開催概要の作成と送付
- 事前の参加申し込み受付と管理(リアル&オンライン双方)
- 案内メールやリマインド、当選通知、当日案内の発信
- 配布資料や当日スライドの作成・最終確認
- オンライン参加者向けの視聴環境・配信ページ用意
- 質疑応答や投票、アンケートの設計
- 当日の運営(受付、誘導、時間管理、ライブ配信オペレーション)
- 事後のお礼メール、アンケート集計、レポート等々
「全部を社内リソースでまかなうのは現実的なのか?」 毎年、準備のたびにスケジュールがぎりぎりになり、不安とプレッシャーを感じていませんか?
一番大変なのは“事前の情報整理と案内”だった
特に近年は、会場参加だけでなくオンライン配信も求められることが増えました。そのぶん準備の難易度も、工数も跳ね上がっています。
たとえば…
- 「会場参加希望者」は座席制限も考慮し、案内と管理が必要。
- 「オンライン参加者」には、専用の視聴URLを用意し、参加方法を個別に案内。
- 開催日が近づいたらリマインドメールも送信。
- 当落やリマインド通知を“手作業”で送ろうとすると、宛先ミスや送信漏れが発生しやすい。
- 申込フォームをExcel等で管理していると、情報整理もメンテナンスも煩雑。
たとえば「株主様全員に漏れなく正しく伝えたい」と思っても、“一人ひとりに手で案内を送るのは非現実的”です。 しかも、案内漏れや管理ミスが“企業の信頼”につながるので、慎重にならざるを得ません。
配信だけでなく「準備タスクの山」とどう付き合う?
本来、広報・総務部門がもっとも力を入れるべきは「どうやってより良く自社を伝えるか」というメッセージ設計や株主様とのコミュニケーションです。
しかし実態は――
- 外注先に複数連絡をとり、各ベンダーから個別に見積もりを取り寄せ
- 参加者管理は社内、配信は外注、映像制作はさらに別会社…
- 案内や管理の“手作業”に日々追われ、やっと本体の準備に取りかかれるのは直前
- 新しい運営体制を考える余裕もなく、毎年「これで乗り切るしかない」となりがち
こうして、本当に投じるべきリソースが「雑務」に取られてしまう現状に、多くの担当者が悩みを抱えています。
必要なのは「全体設計」と“手離れ”の良い仕組み
例えば――
- 参加申込や通知、出欠管理を「外注」して案内漏れ・ミスを防止
- オンライン視聴用URLを一括発行、自動でリマインドもできれば、管理工数も大幅カット
- 配信関連はまとめて1社に外注、同じ窓口で相談可能
- 受付やアンケートも一元管理すれば、資料の集計や振り返りまでスムーズ
あらかじめ 「どの業務を手元に残し、どこから外注化するか」 を設計すれば、担当者が本来やりたかった業務 ―― 株主様としっかり向き合い、会社のビジョンや価値を伝える役目 ―― に、より多くの時間を割けるようになります。
どこまで任せられる?株主総会準備の“実践例”を資料で公開中
実際、近年増えている株主総会のオンライン対応では、
- 参加受付 → 管理・案内 → ライブ配信 → アフターフォロー(アンケート・資料送付)まで
「まとめて支援」を活用する企業が目立ちます。
今回、株主総会で実際に採用された運営支援フローを、手順やメール例も含めてまとめたホワイトペーパーをご用意しました。
- どこまで外部化できるのか?
- どこに手間がかかりやすいのか?
- 事前準備と現場運営・事後の振り返りまでの実例
…など、「リアルな現場の流れ」を体感できる内容です。
おわりに
株主総会を成功させるカギは、準備こそ主戦場。 会場手配・案内・配信・集計まで、限られた人員ですべてを完璧にやりきるのは至難の業です。 少しでも「自分たちだけじゃ限界かも…」と感じた方は、ぜひ一度、資料を手に取ってみてください。
資料ダウンロードは無料!
大切な株主様をしっかりお迎えし、貴社の信頼をより高めるためのヒントとして、ぜひご活用ください。
