
こんにちは。ソリューションアーキテクトの横山です。
2026年7月30日(木)に開催された 「Akamai Tech Meetup Tokyo #5」で登壇しました。
本記事では、その内容を綴ります。
所感
今回は前回より参加者が多かったように感じました。 私は個人的に第3回から参加していますが、回を重ねるごとに参加者も増え、コミュニティとして盛り上がっていることを実感しました。
日本取引所グループのAkamai活用 〜市場インフラとしての安定性とレジリエンス強化〜
JPX総研様(日本取引所グループ)のセッションでは、なかなかWebなどでは触れる機会の少ない、高度なセキュリティが求められる市場インフラのお話を伺うことができました。参加者の皆さんも深くうなずいている様子が印象的でした。
JPX総研様では2016年からAkamaiを導入されているとのことで、長年にわたる運用実績を持つ事例です。
弊社も10年以上Akamaiを利用していますが、領域が異なる部分だったこともあり、非常に興味深いセッションでした。
弊社でもセキュリティ系のAkamaiプロダクトを導入し、システムを構築しているため、身近に感じる内容でもありました。
セッション全体を通じて印象的だったキーワードは「安定運用」でした。
スライドは撮影禁止だったため詳細は控えますが、以下のような内容に関連するお話でした。
また以下のキーワードだけ記載させていただきます。
- 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)
- DNS水責め攻撃(NXDOMAIN攻撃)
- フロンティアLLMへの対応
弊社登壇:動画配信30年の歩みと、10年以上Akamaiを選び続ける理由
AWS-UG CDK Conference 2026 に続き、私横山が登壇いたしました。
以前のイベント時に懇親会で知り合った方と、酒を酌み交わしている中で広報担当の方から「登壇どうですか!?」というパワーを受けて、酔いからか「いいですよ!」と即答したようで、登壇が決まりました。
翌日に複数名のAkamaiの社員さんから「登壇ありがとうございます!」という連絡がきたので、囲い込み力の高さがすごいなと感心した覚えがあります。
当社は映像配信の領域で10年以上Akamaiを利用してきた経験をもとに、お話しさせていただきました。
このイベントは「お酒などを嗜みながらAkamaiについて話し、ユーザーに好きになってもらう」というコンセプトだったため、技術一辺倒の内容ではなく、映像配信におけるAkamaiのユースケースや選び続けている理由、「いつかはAkamai」というキーワードを軸に、LTに近いスタイルでお話ししました。
意外にもメディア系のプロダクトを扱われている方や情報発信をされている方は少なく、ユニークな内容だったと好評をいただきました。
特に、長年利用してきたからこそ経験したサービスの変化やEoLに関する話は、「そんなことがあったのか」と興味深く聞いていただけたようで、10年以上利用してきたユーザーだからこそ話せる内容をお届けできたのではないかと思っています。
Akamai:あなたのサイトも狙われている?〜巧妙化するスクレイピングのトレンドとAkamaiの対策〜
高度化・増加するBotやスクレイピングに関するセッションでした。
Bot対策サービスを利用する機会はあるものの、Botそのものについて学ぶ機会は多くありませんでした。 そのため、生成AI時代のBotを取り巻く状況や対策について知る良い機会になりました。
セッションでは、正規のBotと悪意のあるBotをどのように見極めるか、その考え方や判断手法が事例とともに紹介されていました。 関心の高いテーマだったようで、質疑応答も今回のイベントの中で特に盛り上がっていた印象です。
個人的に興味を引かれたのは、Botの対象がWebサイトだけでなく、ゲームやIoT機器にも広がっていることです。 レジデンシャルプロキシ※ によって通常の利用者との判別が難しくなる点など、Bot対策の難しさを改めて感じました。
※レジデンシャルプロキシ:一般家庭向けのIPアドレスを経由して通信する仕組み。Botやスクレイピングで利用されると、通常の利用者との判別が難しくなる。(レジデンシャル=家庭用)
ECサイトの価格調査をはじめ、スクレイピング被害は業種を問わず発生しており、「自社には関係ない」とは言えない時代になっていることも実感しました。
弊社でもLLM系Botによるアラート対応を経験しているため、「このアクセスは何なのか」「どこまで対策すべきか」と悩む場面があります。実務の中でなんとなく感じていたBotによる影響が、事例とともに整理されていて、とても共感できる内容でした。
宣伝
第6回の開催もすでに公開されており、マクニカ様によるセキュリティに関する登壇が予定されています。
Akamai Tech Meetup Tokyo #6 | connpass
以前までは「CDNのAkamai」という印象が強かったのですが、最近はセキュリティ領域のセッションも多く取り上げられており、このイベントや他のITイベントへ参加する中でも、その変化をひしひしと感じています。
まとめ
今回のMeetupでは、インフラ運用・Bot対策と、Akamaiのさまざまな活用事例に触れることができました。
登壇者としてだけでなく参加者としても多くの学びがあり、今後のシステム構築にも活かしていきたいと思います。
また、このようなイベントを通じて、実際の運用で得たナレッジを発信していければと思います。
以上、Akamai Tech Meetup Tokyo #5 の参加レポートでした。








